ある日、いつものように畑を耕そうと思い準備をしていました
そして、外に出ようとするまさにその瞬間に・・・
雨です…
いつもより激しく降っています。
まだ、午前8時を過ぎたころ。昼寝するには早過ぎる。起きて間もないから別に眠くもない。突然の出来事に、どうして良いか分からず、家の周りをうろうろしていると、あるモノが目についたのです。
幼苗である。
トマトであろうか・・・。以前はこんなとこに植えていなかった。そこで、おじさんに確認し、最近どこかからもらってきたものであることが判明した。予想通りトマトであった。見ても分かるようにものすごいたくさんの苗を作ってる!!しかも、そろそろ鉢上げしても良い頃なんじゃないのか!?
そういえば、新聞紙が買い込んであった!
新聞紙で育苗ポットを作ることは以前から行っており、要領は分かる。
突然のひらめきである。 まさに「棚からぼたもち」を体験しているような気分でした。
作り方は簡単。ペットボトルの容器を型として利用し、新聞紙をくるくる巻いていく。この播き方にも工夫を凝らしており、うまく巻かないと、壊れやすくなってしまうのです。
今は雨季。熱帯地方の雨はめちゃくちゃ降ります。野菜にとっては少々厳しい条件なのです。ここには、ビニールハウスとかあるわけもなく、苗を育てるには、それなりの覚悟と準備が必要だ。だからといって、お金を使えば良いってことではない。
それで、考えついたのがこの「エコ育苗」だったのです。
おじさんたちがポットを作っている姿をちら見している。
妙に恥ずかしい。何で見ているのかおじさんたちに聞いてみました。
このポットを覚えたいんだそうです。
何だかうれしい言葉だった。
About
パナマの僻地で2年を過ごす。それはまさに自分への挑戦でもあり、夢でもあった。電気なし、水なしの究極の生活。この生活を通して感じた全てのことを記録しています
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