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パナマの僻地で2年を過ごす。それはまさに自分への挑戦でもあり、夢でもあった。電気なし、水なしの究極の生活。この生活を通して感じた全てのことを記録しています

欠落していく道路

2006/06/11

以前、雨が降ると洪水のようになることを紹介しました。

道、とくに坂道。これは道でなく川のようになってしまいます。しかも、雨の後の道は異常に滑り易く、この村の最大の交通手段でもある「馬」でさえもすべるのです。しかし、このレベルで驚くのは早すぎました。


さらに雨が降り続いたときがあったんです

道の欠壊 ここは、以前と違って下の街からこの村に上がってくる時の道の一部。道が欠壊したというより、あり得ない深さの溝が出来上がっているというのが正しいのか もしれない。あまりにも驚いてしまったので、村人とともに原因追及をしてみました。すると、今年だけ明らかに違う出来事があったのです。
橋の公共事業

そう、惜しくもここに全ての原因があるのではないかと全員一致の意見でまとまったのである。橋の建設と、そ の周囲の道路建設。非常にすばらしいこと。しかし、この橋付近以外の道は未舗装のまま公共事業が終わっていたのである。そもそも橋の建設なので何も間違っ てはいない。しかし、数々の重機をこの集落に乗り込ませて、橋はできたが、その他の道は以前よりひどい状態にしていく。

一体全体どういうことなんだ!!

悔しさばかりが募る。
どうすることもできない。

ただ、道路舗装の計画も近いうちにあるそうなので、しばらくの我慢ですみそうだ。橋よりも先に道路の方が良かったのではないのかと今も疑問に思うが…。この時初めて、世の中の矛盾は、一部の権力者が作っている事を知った。

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